Vege&Fork Market vol.11 朝活 人とのつながりワークショップ

Vege&Fork MarketのスタッフのRyojiです。

ベジ&フォークの立ち上げ第一回目から、スタッフとして関わってきて早5年。
第10回を終えて、またイベントが新しいステージに進んで行くような気がします。

このイベントに関わって、「地域のつながり」「人のつながり」が圧倒的に豊かになったということ。
年に2回だけのイベントだけれど、たまに会うスタッフの仲間たち。
ちょっとコーヒーを飲みに行く、野菜を買いに行くにしても、チェーン店ではなく、安心できる知り合いのところへ。
ご飯を食べに行くのも、安心で美味しい出展者や、そのつながりで知り合った人のお店へ。
お金を払うなら、一生懸命がんばっていて、身体にも社会にも優しい人のところに払いたい。

そうやって、自分の生活の周りに安心できる人やお店が増えていったことが、このイベントのスタッフをやっていて一番良かったなぁと思うことです。
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麻生区に住み始めてもうすぐ10年。
「地元」という感覚が強くなってきました。

自分が良いと信じているものも、それを今求めていない人に強要すると、それはお節介。
それは僕が関わる教育の世界でも同じことで、学ぶにはその人の求めるタイミングがある。

ベジ&フォークは、「今日はちょっといつものと違うもの食べてみませんか?」というゆるい提案。
そこに、いつでも自分で選ぶ権利があるって大切だと思うんです。

食のこと、健康のこと、ライフスタイルのこと。
人の価値観はそれぞれだけれど、ぜひとも知って欲しい気持ちの良い暮らし方。
そして、人のつながりの大切さ。

ベジ&フォークに出展する人、スタッフ、コアなお客さんは、気持ちの良い人が多いんです。

ぜひ、そんな中につながりを作る場を作りたいと思っています。
自分の専門である「アドベンチャー教育」「ワークショップ」「ファシリテーション」を活かして、朝イベントをゆるりと開催してみようと思います。

朝の短い時間ですが、みんなで集まって、名前やその人の素敵なところ、ベジ&フォークとのつながりなどを知り合う時間。
少し身体を動かして、少し頭を使って、心も使って。
みんなで笑顔になれる時間を創りたい。

以前、「体操ワークショップ」をやらせてもらったのが2012年5月。
その時、横浜市青葉区の地元メディア、森ノオトに取り上げていただいた記事がコチラ。
http://morinooto.jp/news/ecoloco-report/vegefork_market_1/

「チーム・ビルディング」という言葉が、企業やスポーツチームで言われています。
僕は、ベジ&フォークという共通の興味で集まっている人たちの中で、「コミュニティ・ビルディング」の場を創りたいと思っています。

「いつも見かけるあの出展者さん。でも名前なんていうんだろう?」
「そもそもどんな想いで、このイベントに来ているんだろう?」
「挨拶できたらいいな。」

ということで・・・


「ベジ&フォーク朝活
       人とのつながりワークショップ」

日時11月8日(日)9:00 〜9:45 (イベント全体は10:00オープン)
場所麻生環境センター レンガの通りの広場(上階部のグラウンドへの階段や、トイレがあるところ)

場をつくる人:藤樫亮二(Fujikashi Ryoji)

やること
ちょっとした体操、ちょっとしたコミュニケーション・ゲーム
みんなが笑いあえるようなこと

こんな人に参加して欲しい
・出展者さん(お店の準備を早めに済ませ・・・何人かで出展していたら、1人くらい参加できるかな?)
・出展者の子ども(朝早くから一緒に来てくれてありがとう!一緒にあそぼう☆)
・新しい人の出会いが好きな人(ご近所住まい、ベジ&フォークを朝一から楽しみたい、出展者・スタッフと知り合いたい)
・コミュニティづくりに興味がある人
・まあ、要するに誰でもウェルカム!

申し込みはこちら。
https://www.facebook.com/events/173794889632549/

飛び込み参加、もちろんOKです!

紅葉のけやき並木で、気持ちのよい朝の時間を一緒に過ごしませんか?

違いと共有

感覚、方向性、やり方、信念…
相手と違うと思っていること。

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でも、対話を重ねると意外と同じモノを見ているコトに気付いたり。

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視点が違って、「ぼくらは違う」と思うと、なかなか認め合えないけれど、同じモノを求めているということがわかると寄り添える。

そのためには、たくさん話すこと。
「違い」と「共有」を、明確にする「問い」を立てること。

理論とか、考え方のフレームがあると、お互いの考えを理解しやすいこともある。お互いの「軸」を確認できるような…

そんな場を作れる人でありたいなぁ。

挨拶できない子

子どもとのあいさつ

「◯◯くん、おはよう!」

と子どもにあいさつをしたとき、大人としてなにを期待しますか?

「おはようございます!」と、元気なあいさつが返ってきたら、もちろん気持ちがいいけれど、たまに返せない子いますよね?
そんなとき、親として、先生としてどうアプローチをしますか??

僕は、朝は子どもなりに色んな感情が渦巻く時間・・・ということもあり、朝から「おはよう!」と気軽に挨拶を返せないこともあるのでは?と思っています。大人は、複雑な感情を抑えて表情を繕うことができるけど。

スクリーンショット 2013-09-26 17.52.47(photo by:  photopin )

ということで、

「・・・・」と無言の子に対して、

親が、子どもに、

「◯◯くん!先生におはようは?」

「ほら、あいさつできるよね?」

「ちゃんと言いなさい!!」

「できない子は、うちの子じゃありません!!」(さすがにこれは聞いたことないね 笑)

と、目の前でやられると、とても困ってしまいます。

 

朝から、子どもなりに色んなドラマがあったのかもしれない。

「道ばたに落ちていたあの大きなドングリを、なぜワタシは拾ってこなかったんだろう・・・ああ!気になって、幼稚園どころではない!!おはよう?いやいや、そんな気分じゃないわ!」という3歳の女の子

とか、

「母ちゃんの前で、オレの大好きな先生に笑顔を向けておはようって言うなんて、そんな小っ恥ずかしいことできるかっ!意外とオレはシャイボーイなんだぜ。母ちゃんが帰ってから、そっと近づいてぎゅっってハグするんだい。」って考えてる4歳の男の子

とか・・・。

自我が目覚めている証拠。成長の過程!

まあ、その子なりに理由があると思うから、朝のあいさつは強要しまいと思うわけです。

 

とりあえず、「じゃあ、タッチであいさつ!」とかなんとかいって、その場をあいさつした感じにしてしまうこともあります。

 

ネットで検索してたら、こんなページも
「ママノート」
http://mamanote.jp/news.html?id=358

「おどす」「否定する」はNG。
「スモールステップ」でやりましょうってさ。

 

でも、ついつい自分も子どもにあいさつを強要しているときがあります。

R「◯◯くん、おはよう。」
◯◯くん「・・・」(ちょっと真顔)
R「◯◯くん、おはよう!!元気?」(2度目)
◯◯くん「・・・」(じっと見つめられる)
R「おはようは?」(3回目・・・)

2回目にあいさつをしているときの自分は、なぜ返事をしてくれないんだろうということで、相手からの返事(見返り)を期待している気持ちが見え見えなとき・・・あるある。
もちろん、朝の体調、気分、準備を観察している時間であることに違いはないけれど。

 

あいさつは、自分がしたいから相手にする行為。
大人から子どもにも、あいさつをするけれど、その見返りを求める必要はない行為だと思う。

 

もちろん、子ども同士の関わりで、社会性や、自分の気持ちを伝えることを教えるために、
「そういうときは、何て言うんだっけ?」と、子どもに「ごめんなさい」や「ありがとう」を言わせるときは必要です。

まだ言葉にならない気持ちの代弁とかね。

 

「いただきます」「ごちそうさま」も、習慣として必ず言ってほしい。
でも、あいさつは大人が見本となることが第一!!
だから、「おはよう」もまずは教員から元気に伝えられれば、それでいいと思います。
「おはよう」と返すことは、親と教員が元気に丁寧にあいさつをし合う姿を見て、自然と身に付くもの。もしくは、幼稚園ならば絵本や、毎朝のサークルタイムのような時間に「あいさつの意味」を伝えていく中で、ある日パッと出てくるもの。
元気よくあいさつをしてくれたならば、それに対する「うれしさ」「気持ちよさ」を伝えること。

 

まずは大人が自然体であいさつの見本となること。

 

シンプルに自然に。